用語

Google広告

Google広告はGoogleの収益の柱。Googleの売り上げのおよそ9割は広告による売り上げ。2020年の集計データにおいては、世界中で使われたオンライン広告のうち21%がGoogle広告で消化されたというデータがあります。もちろん世界一です。オンライン広告を使うなら、まずはGoogle広告。

Google広告 オーディエンスの「型」

Google広告のオーディエンス。項目に「型」というものがあり、フィルタでも「型」を絞り込めます。フィルタ画面がこれ

Google広告 オーディエンス 型

展開したものがこれ。

  • ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法
    • 類似セグメント
    • 組み合わせリストのセグメント
    • ウェブサイトを訪れたユーザー
    • アプリユーザー
    • YouTube ユーザー
    • 顧客リスト
    • Ads Data Hub
    • アプリ + ウェブの訪問者
  • ユーザーが積極的に調べている情報や立てている計画
    • 購買意向強: その他
    •  購買意向の強いセグメント
    • ライフイベント
  • ユーザーの属性
    • 詳しいユーザー属性
  • ユーザーの興味や関心、習慣
    • アフィニティ セグメント
    • アフィニティ: その他
  • 選択したカスタム オーディエンス セグメント
    • カスタム セグメント
  • 選択した統合オーディエンス セグメント
    • 統合セグメント

運用者としての感想

個人的には「型」を意識してオーディエンスを設定はしていません。一番項目の多い「ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法」の内訳を見ても、新規向けやリマケ向けが混じっていることが分かります。この入り混じった「型」でフィルタした集計値で得られる情報は多くありません。

ただ、Google広告として「型」というフィルタ軸を作っているということは、それなりの意図があるのだと思います。うまく活用できるように意識して見ようと思いました。

Google広告 P-MAX キャンペーン に必要なクリエイティブ

Google広告に新しく導入されたキャンペーンタイプの「Performance Max campaign」。日本語で直訳すると「パフォーマンス最大化キャンペーン」になりますが、Google広告のヘルプなどでは「P-MAX キャンペーン」という記載があるので、「ピーマックスキャンペーン」と呼ぶことにします。

設定時は、この画像のように

  • 最終ページURL
  • 2本の画像(最大:15)
  • 1個のロゴ(最大:5)
  • 1本の動画(最大:5)
  • 3個の見出し(最大:5、半角30文字)
  • 2個の説明文(最大:4、半角90文字)
  • ビジネス名

が必要。

これまでのキャンペーンであった「広告グループ」というメニューは無く、これらのクリエイティブは「アセットグループ」として登録されます。広告表示オプションはこれまで通り使えます。

これ、あるクライアントで試しているのですが調子良いです。今後、活用の場面が増えそうです。

Google動画広告のメモ

キャンペーン作成の流れ

販売促進 見込み顧客の獲得 ウェブサイトのトラフィック 商品やブランドの比較検討 ブランド認知度とリーチ アプリのプロモーション 来店数と店舗売上の向上 目標を指定せずにキャンペーンを作成する
スキップ可能なインストリーム広告
スキップ不可のインストリーム広告
インフィード動画広告
バンパー広告
アウトストリーム広告
マストヘッド広告

広告概要

この広告フォーマットを使用すべき場面 この広告フォーマットの仕組み 広告フォーマットの表示場所 料金
スキップ可能なインストリーム広告 YouTube および Google 動画パートナー上のウェブサイトやアプリで配信される動画の再生前後または再生中に動画コンテンツを表示するときに使用します。 別の動画の前後、または途中に再生される動画広告です。再生開始から 5 秒が経過すると、ユーザーは広告をスキップできるようになります。 YouTube 動画再生ページまたは Google 動画パートナー上のウェブサイトやアプリに表示されます。 CPV 単価制では、ユーザーが動画を 30 秒間(30 秒未満の広告の場合は最後まで)視聴したか、30 秒経つ前に動画を操作した場合に料金が発生します。目標インプレッション単価、目標コンバージョン単価、「コンバージョン数の最大化」入札戦略では、インプレッション数に基づいて料金が発生します。
スキップ不可のインストリーム広告 YouTube および Google 動画パートナー上のウェブサイトやアプリで配信されている動画の再生前後または再生中に動画コンテンツを表示するとき、あるいは視聴者に動画を最後まで表示してメッセージ全体を伝えるときに使用します。 他の動画の再生前、再生中、または再生後に再生される 15 秒以下の動画広告です。この広告をスキップすることはできません。 YouTube 動画と、Google 動画パートナー上のウェブサイトやアプリに表示されます。 目標インプレッション単価制が採用されており、広告の表示回数に基づいて課金されます。
インフィード動画広告 ユーザーが動画コンテンツを見つける場所(YouTube の関連動画の横、YouTube 検索結果、YouTube モバイルのトップページなど)で動画をアピールするために使用します。 動画のサムネイル画像とテキストで構成されます。この広告のサイズと見え方は表示先によって変わりますが、インフィード動画広告はユーザーがクリックすることで動画が再生される仕組みです。広告がクリックされると、YouTube の動画再生ページかチャンネル ホームページで動画が再生されます。 インフィード動画広告は次の場所に表示されます。

・YouTube 検索結果

・YouTube の関連動画の横

・YouTube モバイルのトップページ

ユーザーがサムネイルをクリックして広告を視聴した場合のみ課金されます。
バンパー広告 短くて覚えやすいメッセージで幅広い視聴者にリーチするときに使用します。 動画の再生前、再生中、または再生後に 6 秒以内で再生されます。この広告をスキップすることはできません。 YouTube 動画と、Google 動画パートナー上のウェブサイトやアプリに表示されます。 目標インプレッション単価制が採用されており、広告が表示数に基づいて課金されます。
アウトストリーム広告 より多くの顧客にリーチできるよう、モバイルで動画広告のリーチを拡大するときに使用します。 音声なしで再生が開始され、ユーザーがタップするとミュートが解除されます。アウトストリーム広告は、リーズナブルな費用で動画のリーチを拡大することを目的としています。 モバイル専用広告で、Google 動画パートナー上のウェブサイトやアプリにのみ表示されます。YouTube ではご利用いただけません。 視認可能なインプレッション単価(vCPM)に基づいて請求が行われるため、動画再生が 2 秒以上視聴された場合にのみ料金が発生します。
マストヘッド広告 この形式は、新しい商品やサービスの認知度を高めたい場合や、短期間で大規模なオーディエンスにリーチしたい場合(販売イベントなど)に使用します。マストヘッド広告は、Google の営業担当者を通じて予約ベースでのみ利用できます。 マストヘッド広告は予約ベースでのみ利用できるため、インプレッション単価(CPM)制で課金されます。レートの見積もりとキャンペーンのインプレッション目標については、Google の広告チームにご相談ください。